
<ライフテックス V-FRP工法 施工中>

<ライフテックス V-FRP工法 施工後> |
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概要
ライフテックスV−FRP工法は、含浸接着樹脂により、三軸ビニロン繊維シートを貼付け、繊維強化プラスチック(FRP:Fiber Reinforced-Plastic)をコンクリート構造物の表面に形成させることで、コンクリート片のはく落を防止します。
さらに、FRPの仕上げ工(保護層)として、防食性、耐久性に優れた中塗り材と耐候性・防汚性能に優れた上塗り材を使用して、長期的にはく落防止機能を維持するとともに、景観・美観を保持します。
特長
1.三軸ビニロン繊維シートの採用により、10mm以上の押抜き変位にも対応します。
2.三軸ビニロン繊維シートは耐アルカリ性に優れており、長期的にはく落防止機能を発揮します。
3.プライマーはコンクリート素地のクラックに対する含浸性に優れ、補強効果を有します。
4.トップコートに土木用防汚材料T種に適合した防汚材料を採用し、長期的に美観を保持します。
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適用規格
・ 日本道路公団/「構造物施工管理要領 平成16年4月」はく落防止工
・ 国土交通省/「土木用防汚材料利用技術ガイドライン(案)」による防汚T種
ライフテックス V-FRP工法の性能
性能照査項目 |
試験温度 |
V-FRP(S)工法 |
V-FRP(W)工法 |
基準値 |
試験方法 |
はく落防止押抜き性能 |
-30℃ |
2.0kN |
2.3kN |
1.5kN 以上 |
JHS 424 |
+23℃ |
2.2kN |
2.8kN |
+50℃ |
1.8kN |
2.0kN |
プライマーひび割れ含浸性能 |
23℃ |
2.9N/mu |
2.9N/mu |
2.0kN 以上 |
JHS 426 |
はく落防止耐久性能 |
- |
1.6kN |
1.6kN |
1.5kN 以上 |
JHS 425 |
塩化物イオン透過性 |
- |
0.0004g/u・日 |
0.001g/u・日 |
0.005g/u・日 |
* 上記の性能表は、測定平均値であり、規格値ではありません。
使用材料
製品名 | 用途 |
容量(荷姿) |
配合比 |
ライフテックス 750S | プライマー |
主剤/硬化剤 |
8kg/4kg(12kg セット) |
主剤:硬化剤=2:1 |
ライフテックス 750W |
プライマー |
主剤/硬化剤 |
8kg/4kg(12kg セット) |
主剤:硬化剤=2:1 |
ライフテックス V-SE(16)S |
繊維接着・含浸 |
主剤/硬化剤 |
8kg/4kg(12kg セット) |
主剤:硬化剤=2:1 |
ライフテックス V-SE(16)W
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繊維接着・含浸 |
主剤/硬化剤 |
8kg/4kg(12kg セット) |
主剤:硬化剤=2:1 |
トリネオ TSS-1810-Y
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三軸ビニロン繊維シート |
1m幅ロール |
100m |
- |
ライフテックス #85 |
仕上げ材 中塗り |
主剤/硬化剤 |
10kg/5kg(15kg セット) |
主剤:硬化剤=2:1 |
ライフテックス #70 |
仕上げ材 上塗り |
主剤/硬化剤 |
12.8kg/3.2kg(16kg セット) |
主剤:硬化剤=4:1 |